雑記帳
りんご剪定枝の処理方法を変えてみました(2015.03.26)
以前だと、りんご剪定枝の処理は、薪として使える分は薪として親戚が利用し、細い枝は園地で焼却処分していました。
太い枝と細い枝を分別し、細い枝は一輪車で焼却する場所へ積んでおき、カラカラに乾いたころを見計らって焼却するのですが、これは結構手間がかかります。
そこで、今年は、薪として使わない太さの枝は、破砕機を使って細かく粉砕して園地に還元する事を試してみました。
破砕機は、NOSAI盛岡(盛岡地域農業共済組合)で貸出を行っているので、前もって空いている日を予約して、先日借用してきました。
以下は、利用してみての雑感です。
まず、予約についてですが、剪定枝等の処理は春頃になるため、当然のことながら利用の空きをみての予約となります。
でも、枝処理は園地に雪があるうちはできません。
利用が混み合う4月は確保が難しいと思われるので、早い時期と思い、最初は3月中旬を予約したのですが、予定日の前日に天候が荒れて吹雪になりキャンセル。
雪が奇麗に無かったのですが、一変して雪景色に。
予約し直して、今日借用できたのですが、この時期は天候が不安定なのでハラハラでした。
借りてきた機種は、共立のウッドチッパー「KCM121DX」。 (写真)
定価で120万円クラスの業務用機です。
処理出来る枝の太さは直径12cmまで・・・「えっ、直径12cmまで?」
私が処理する枝の太さは、せいぜい5cmまでで、大部分は3cm以下なので性能的には申し分なし!
もちろん、一本ずつ入れる訳ではなく、入るだけ束ねて投入します。
りんごの剪定枝は、真っすぐじゃないので束ねるといってもしれたものです。
この機械は自走式なので、枝を集めてくるのではなく、園地のあちこちに束ねてある枝の方へ、機械が移動できるので、予想した以上に楽で効率も良いです。
そして、処理後の破片もかなり細かく、土になるのも早いと思います。
今日で終えられなかったが、明日も天気が良いようなので、たぶん明日で終わるでしょう。
使ってみて、期待した以上に効率よく大満足です。
※ 「盛岡地域農業共済組合(NOSAI盛岡)」を含め岩手県内7つの農業共済組合は、平成27年4月1日に合併して「岩手県農業共済組合」が発足することとなっています。
期待される「岩手107号」 (2015.03.18)

普及センター指導員を講師に、種子の取扱から浸種、催芽、播種、出芽、育苗期間中の管理、プール育苗、水稲除草剤の使用について・・・と田植の頃までの説明である。
次の説明会は、7月中旬の追肥と病害虫防除の現地指導会となる。
配布された資料は前回とほとんど変わらず、マンネリ化?
なにせ、種子から田植え頃までの内容で、必要最小限のA3両面1枚(A4判の4ページ相当)にまとめているのだから、致し方ないのかもしれない。
でも、気持ちを引き締め、基本を忘れず初心に帰るべく参加する。
温かくなって雪も解けてきたし、そろそろ今年も田んぼとのお付き合いが始まるなぁ・・・
ところで、今回の指導会ではもう一つの大きな題目があった。
平成28年産からの作付け開始に向けて、「あきたこまち」に代わるオリジナルの新品種「岩手107号」についてである。
「岩手107号」は、「あきたこまち」と比べて、良食味、出穂期・成熟期が遅い「中生の中」、短稈で倒伏しにくい、耐冷性・大病性が強い、多収で品質は「あきたこまち」並みだが、割れ籾が少ない・・・
良い事づくめじゃないか!
今後は、作付け後の販売状況などを見ながら、あきたこまちなどから転換を図ることになっている。
なお、「名前」については、公募などして今後決定して行くとしているが、ぜひ印象に残る名称にしてほしいと思う。
※写真はイメージです。
農業再生協議会の座談会へ行ってきた(2015.03.10)

農業再生協議会は経営所得安定対策の推進及びこれを円滑に実施するため行政と農業者団体等の連携体制の構築、米の計画的生産、麦・大豆・そば等の生産振興、担い手の育成・確保及び農地の利用集積、耕作放棄地の再生利用など農地の有効利用等を目的としているため、本日の会合は経営所得安定対策が主な内容となっている。
毎度のことながら、稲作には明るい展望が見いだせないでいる。
米の消費が減少し、作付が過剰となっているのだから米余りからくる価格低下は当たり前のことではあるが、5年後、10年後はどうなっているのだろう。
認定農業者や集落営農などに農地が集約されたり、稲作から撤退しても他作物への転作などで農地が存続すれば良いのだが、なかなか進まないのが現状となっている。
下手をすれば、離農などから(荒廃した)耕作放棄地が増加することにもなりかねない。
我が家は、コンバインが故障して修理不能だが稲作の先行き不透明感からコンバインを更新しておらず、刈取と乾燥を委託しており、その作業委託料と肥料代などで米代は消えてしまう。
いや、その他の経費等を合わせれば・・・・・完璧な赤字だぁ!
あれほど一年間苦労した草刈りは、いったい何だったんだぁ!ボランティア?
頼りの農水省などからの助成金等は、認定農業者等の担い手や、集落営農組織等へ集中してきており、私のように個人の零細な規模では、稲作は遠からず現状維持すら困難になってくるのでは。
稲作の経費は、培土や肥料、農薬なども含めて徹底した見直しが必要と痛感している。
それと、産直販売など独自の販路を開拓していく事も必要と感じる。
一年では無理でも取り組んでみたいと思う。
※写真はイメージです。
農薬の短期暴露評価が実施されています(2015.03.09)

※ 一日摂取許容量(ADI:acceptable daily intake)とは、ヒトがある物質を毎日一生涯にわたって摂取し続けても、現在の科学的知見からみて、健康への悪影響をがないと推定される一日あたりの摂取量です。
※ 急性参照用量(ARfD:acute reference dose)とは、ヒトがある物質を24時間又はそれより短い時間経口摂取した場合に、健康に悪影響を示さないと推定される一日あたりの摂取量です。
これによって、従来ですと農薬の登録内容が変更されても、使用禁止農薬を除いて、使用した農薬容器のラベルに書かれていて使用期限を過ぎていないものであれば問題ないという、いわゆる「ラベル主義」でしたが、今回の変更では、現在使用している農薬は短期暴露評価に基づいて農薬製造者(メーカー)が使用方法の登録変更を申請した時点で、容器ラベルの記載内容や最終有効年月に関わらず、実質的に、申請された変更内容の使用方法に従って使用することが求められます。
昨年の11月から随時、有効成分ごとに使用方法が変更されていますが、今後も多くの農薬で、①適用作物からの削除、②使用できる収穫前日数の延長、③使用回数の削減、④使用倍率の低下・・・などが予想されます。
使用方法の変更が予告なく随時行われ、購入済みであってもその時点で使用が制限されるため、以前のように予め防除計画をたてて、早い段階で農薬を準備することが難しくなります。
本日、このことについての説明会がJAの主催で農業改良普及センターを講師に行われましたが、農薬容器のラベル表示によらずJAの「滝沢地区だより」や岩手県の「いわてアグリベンチャーネット(http://i-agri.net/agri/)」などの最新の情報に留意のうえ対応してほしい・・・ということでした。
推測するに、今年は多くの農薬で使用方法の変更が行われ、登録情報も頻繁に改定されるでしょう。
これからは、病害虫の防除は、直前に農薬適用変更の有無を確認してから農薬を購入して実施することになりそうです・・・それも毎回。
紙ベースでのお知らせ等はタイムラグが生じるため、農薬メーカーや農林水産省の【農薬の登録情報】(http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_touroku/index.html)、農林水産消費安全技術センターの【農薬登録情報提供システム】(http://www.acis.famic.go.jp/searchF/vtllm000.html)などの、インターネット閲覧も必須になるかもしれません。
なんか、ますますインターネット環境が手放せなくなってきています。
※ 以上、上記リンク先の情報等から一部引用 ※写真はイメージです。
Googleからメールが来た・・・(2015.01.30)
「モバイルユーザビリティ上の問題が検出されました」というタイトルですが、メールの内容を抜粋・要約すると、以下のとおり。
Google のシステムは、貴サイトの○○○ページをテストし、そのうちの100%に重大なモバイル ユーザビリティ上の問題を検出しました。
この○○○ページの問題の影響で、モバイル ユーザーは貴サイトを十分に表示して楽しむことができません。
ウェブはガラパゴス携帯やスマートフォン、タブレット、パソコンなど、さまざまな画面サイズのデバイスからアクセスできます。
デバイスにはそれぞれのメリットと制約があり、ウェブデベロッパーは、あらゆるデバイスに対応させることが求められます。
という内容のものでした。

スマホにはスマホ用に、パソコンにはパソコン用に表示を変えるようにすれば良いことなんだが・・・さて、どうしたもんか。
サイトの体裁も飽きてきたことだし、この際だからリニューアルを兼ねて、「レスポンシブ」なサイトに仕様を変更しようかなっと。
でも、チョチョイと簡単にはできそうもないので、その時は告知してからサイトをメンテナンスしようと思います。